talosのプログラミング教室

【基本・応用情報技術者】SQL ~SELECT文②~

スポンサーリンク

こんにちは。たろすです。

今回はSQLのSELECT文(ORDER BY句、DISTINCT)について説明します。

ORDER BY句

ORDER BY句はあるカラムに関して整列させることができます。

ORDER BY句は以下のように使います。

SELECT カラム名1, カラム名2,... FROM テーブル名 ORDER BY カラム名X [ASC/DESC], カラム名Y [ASC/DESC]...;

ASCが昇順でDESCが降順です。

デフォルトが昇順なのでASCは省略することができます。

先に書いたカラムのほうが整列の優先順位が高くなります。


例えば以下のようなテーブルがあるとします。

f:id:talosta:20210619103730p:plain

これに対し次のようなSQLを投げると、

SELECT * FROM 社員 ORDER BY 社員番号 DESC;

以下のようにデータが取れます。

f:id:talosta:20210626113625p:plain

DISTINCT

DISTINCTを指定すると、すべてのカラムの値が同じ場合には1行にまとめられます。

DISTINCTはSELECTの後につけます。

SELECT DISTINCT カラム名1, カラム名2,... FROM テーブル名;

先程のテーブルに以下のSQLを投げます。

SELECT DISTINCT 役職 FROM 社員;

すると以下のように出力されます。

f:id:talosta:20210626114656p:plain


おわりに

今回はSQLのORDER BY句とDISTINCTについて説明しました。

午後問でデータベースを取る方は必須の知識なのでしっかり覚えておきましょう。