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【基本・応用情報技術者】浮動小数点数(2進数の浮動小数点表示)

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こんにちは。たろすです。

今回は浮動小数点について説明します。

浮動小数点数

浮動小数点数は次のような形式で表します。

 X = (-1)^S ×M × 2^E

Mを仮数、2を基数、Eを指数と呼びます。

また、Sが0のときは1となるので符号は正、Sが1のときは-1となるので符号は負となります。

 (110100.1)_2浮動小数点数で次のように表せます。

 11010.01 × 2^1
 110100.1 × 2^0
 1101001.0 × 2^{-1}

IEEE方式

IEEE方式は次のような形式で浮動小数点数を表す方式です。

f:id:talosta:20210307215322p:plain

 (110100.1)_2IEEE方式で表すには次のようにします。

1. 整数部が1になるように形式を変える

 2^5 × (1.101001)_2

2. 指数部をE-127の形式に変える

 2^{(132-127)} × (1.101001)_2

3.符号を (-1)^Sの形式に変える

 (-1)^0 × 2^{(132-127)} × (1.101001)_2

4. それぞれをフォーマットに当てはめる

f:id:talosta:20210321183521p:plain

おわりに

今回は浮動小数点数について説明しました。

よく出る部分なのでしっかり覚えておきましょう。